バリアントがボシュロムを買収 世界最大の眼科薬メーカーが誕生か? | 定年ジョイ - 卒サラ起業塾

バリアントがボシュロムを買収 世界最大の眼科薬メーカーが誕生か?

今朝のYahoo Finance!(英語版)のトップに”ボシュロム(Bausch + Lomb Holdings Inc.)がValeant Pharmaceuticalsという会社に買収される”という記事が出ていた。

ボシュロムはコンタクトレンズ、保存液や眼下用医薬品の世界的大手メーカーだが、Valeant Pharmaceuticalsとは耳慣れない会社だ。そもそもどう発音するのだろう?

日本語記事を検索すると「カナダの製薬メーカーバリアント」という速報がいくつかヒットした。Valeant PharmaceuticalsのサイトのIRコーナーには5月27日付で詳細なニュースリリースが掲載されていた。現在の従業員数は7500人、2012年売上は3550億円、2013年は売上予想1兆680億円と書かれている。買収の対価は"8.7billion by cash”すなわち1ドル100円で換算して8700億円だ。

この買収によりバリアントは3500億円を超える売上と、EBITDAベースで720億円の利益を手に入れるという。さらに買収によるコスト削減(合理化効果!)は800億円以上とのことなので、6年で元が取れる計算になる。

それにしても名も無い(といっては失礼かも知れないが日本人の大半は聞いたことも無い)バリアントなる会社が、Novartis、Allergan、Johnson & Johnsonなどの世界的ブランドを超えて、眼科領域で世界一になろうという勢いであり驚くばかりだ。

会社の由来を調べたところICN Pharmaceuticalsを母体としたバリアントとBiovali(母体はTrimelというDDSの会社)が2010年に合併し、その後矢継ぎ早に医薬メーカーを次々と買収して規模を急拡大した。2011年と2012年の2年間の医薬メーカー、医薬製剤ブランド、他社医薬品の販売権獲得の合計件数は30件を超える。すさまじいスピードだ。

善し悪しは別にして、日本の医薬メーカーとはあまりにも違う感覚で経営されているが、売上1兆円を超える医薬メーカーが財テクでも作れる、ということになるVRX

バリアントの株価(NYSE: VRX)の週足は上記の通りだが、ニュースリリースされた5月27日に13%上昇している。

科研製薬がバリアントに導出した爪真菌症治療薬(外用)の米国での治験結果が近々発表されるとのニュースも報じられているようだが、ボシュロム買収のニュースと直接結びつきそうにないだけに、5月28日の東証では反応薄である。


binro

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カテゴリー: 投資・経済

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今日は。若干写真が若作りですが(フナッジー改め)びん郎です。

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高校時代に塾の教師が「びん郎(敏郎)か、しゅん郎(俊郎)か?」と聞いて「びん郎です」と返事したため。Googleで「びんろう」と検索すると、ヤシ科の植物「檳榔」と出るので気に入っている。

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