ストップ高のユーグレナのミドリムシ入りの食品をイトーヨーカドーで買うと健康に良いが、ユーグレナの株を買うのは健康に悪そうだ | 定年ジョイ - 卒サラ起業塾

ストップ高のユーグレナのミドリムシ入りの食品をイトーヨーカドーで買うと健康に良いが、ユーグレナの株を買うのは健康に悪そうだ

4月15日付の日本経済新聞に、イトーヨーカ堂がユーグレナ、カゴメ、カルビーなどの食品メーカーと組み、微生物のミドリムシを混ぜた加工商品を全国165店で売りだす、との記事を好感しマザーズでユーグレナ(コード2931)の株価が急伸して前日比150円(16.2%)のストップ高買い気配で張り付いている。

yugurena

まず4月15日に9品目を発売するが2016年度に関連製品150品目をそろえて売上高70億円をめざすとのことだ。専用売り場を設けて、ミドリムシの粉末を300㎎配合した、カゴメの野菜ジュースやロッテのガム、カルビーのスナック菓子、ブルボンのクッキーなどを並べる、という。

今回のニュースは、イトーヨーカドーグループの70億円プロジェクトのコアとして使われるという、商業レベルの実需を意味するニュースであり、過去の「好材料」とは意味合いが違う。しかし末端売上70億円の加工食品に、ミドリムシが原材料として何億円(何千万円?)入るか、という点については過大評価しないよう注意すべきと思う。

この株の値動きを見ていてイヤな感じがするのは、日足で見たチャートで目先ボトム的な水準になった時に、都合良く「好材料」が出て株価が反発するが、結局は前回の底をずるずると下回るという傾向が見えることだ。

2013年5月2日につけた3302円の高値から8月下旬の991円まで急落した後、10月に1740円まで盛り返したが、その後ズルズルと下降し、2014年4月には2013年8月の底を割っていた。典型的な下降ジリ貧相場だ。

ちなみに、ユーグレナの純利益が1億円増えた場合の一株当たり純利益の増加は1.3円に過ぎない。動的なPERを20倍に見ると株価が26円上昇してもよいことになる。

現在のユーグレナの株価はPER約566、PBR約29という天文学的水準であることを認識した方がよい。

要するに、イトーヨーカドーが売り出したミドリムシ配合の食品を購入することは健康に良いが、ユーグレナの株式に飛びつくことは健康に悪そうだということだ。

なお、ユーグレナのサプリメントとしての効果などについては、ユーグレナはミドリムシ 栄養効果のサプリというサイトで詳しく説明されている。

カテゴリー: 投資・経済
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